高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種について

 
 肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に
含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在していると
されます。これらの菌が何らかのきっかけで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがありま
す。高齢者の肺炎の中で、最も頻度の高い「肺炎球菌」という細菌感染を予防するワクチンです。
 肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、そのうちの23種類の血清型に効果があります。この23種類の
血清型は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約64%を占めるという研究結果があります。健康な人では、少
なくとも5年間はワクチンの効果が持続するといわれています。
 

定期接種の対象となる方

 
 1.接種日において65歳の方
 2.60~64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり身の周りの生活を極度に制限される方
 3.60~64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり日常生活がほとんど不可能な方
 

ワクチンを接種できる期間

 
 通年(65歳から66歳となる日の前日まで)
 

接種回数

 
 1回
 

令和7年度 高齢者肺炎球菌ワクチン接種の助成について

 
 ・実施期間:令和7年4月1日 から 令和8年3月31日
 ・助成額 :3,000円
 ・助成回数:生涯1回
 ・接種場所:秋田県内の協力医療機関
 ・予診票 :令和7年度の対象者へ町から送付します
 ・接種料金:接種料金から助成額を差し引いた額
 ・持ち物 :接種料金,マイナ保険証または資格確認書等,
       身体障害者手帳(上記定期接種の対象となる方の「2」または「3」に該当する方)
 
 ※肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ポリサッカロイドワクチン)接種を受け、町からの助成を受けていないこと。
 ※予診票を紛失等した場合は、健康福祉課健康管理班へお問い合わせ下さい。
 ※接種料金は、接種後に助成額を差し引いた金額を医療機関窓口で支払ってください。また、上記「定期接
  種の対象となる方」のうち生活保護を受給されている方は、接種費用を全額助成いたします。接種時に医
  療機関窓口で「緊急時医療依頼書」を提示してください。
 

協力医療機関

 
 

関連する外部リンク

 

 

お問い合わせ

健康福祉課  健康管理班
〒012-1131  秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野177
TEL:0183-62-2111  内線:131-134   FAX:0183-62-2120  メールでのお問い合わせ