不凍栓の使い方

 例年、冬期間の厳しい寒さによって、住宅内の水道管が凍結するトラブルが発生しております。

 凍結防止のため、不凍栓の開閉作業をする方が多いと思われますが、毎年不凍栓の不具合、誤作動により漏水が発生し、春の検針時に、この漏水が発見され高額な水道料金が生じるケースが増えております。

 今後は寒さが厳しくなります。不凍栓が正常に作動するか、今一度ご確認下さい。


不凍栓のしくみ

※下の図は装置のしくみを分かりやすく描いたものです。

不凍栓1


■不凍栓の操作はしっかりと

 不凍栓のハンドルなどは正確な操作をしないで、中途半端に閉めた状態(半開)にすると弁の隙間から水が出っ放しとなり地下に流れ込むケースがあります。

 この時、不凍栓から「シュー」と音が聞こえる場合もあります。

 冬期間この状態が続きますとかなりの水量となります。実際に昨年の冬に町内でこうした ケースが発生しました。

不凍栓2


■不凍栓の故障に注意

 不凍栓も故障することがあります。水抜きの際には「シュー」と音がしますが、この音は水落としが完了すると止まります。音がいつまでもする場合は、止水が不完全で不凍栓が故障しているサインです。町指定工事店(<-クリックすると一覧を表示します)に依頼して修理しましょう。

 

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